
こんにちは🤫突然やってくる『ことのはの便り』のお時間です。
さてさて、秋まっただ中。
場所によっては、もう秋服では足りないほどの寒さの方もいるでしょう🧣
休みの日は“着る毛布”で一日を過ごしたいな〜なんて思ってしまいます。
ところで皆さん、知っていましたか?
この「着る毛布」って、実は日本古来から存在していたんですよ(笑)
海外にも「布を巻く」装いはありますが、
ここまで毛布のように全身を包み込むものは、日本の和服ならではの発想かもしれませんね。
そう10月29日の記念日は
和服の日👘
どうぞお付き合いください☺️
和服の日とは?
この日は、呉服や和装関連を取り扱う「株式会社鈴花商事」が制定したもの。
「いい(1)わ(0)ふ(2)く(9)」=「良い和服」という語呂合わせから来ているそうです。
日本固有の衣装である“和服”の良さを広めたい――
そんな思いが込められた記念日なんだとか。
和服とは?
和服とは、日本で古くから用いられてきた伝統的な衣服の総称。
明治時代に、西洋式の「洋服」と区別するために生まれた言葉です。
- 特徴
和服は、長い布地(反物)を直線的に裁断し縫い付けた「平面的な構成」。
着付け方によって余りをたたむなどして調整します。
折り紙のように平面を立体へと変化させていく――それが和服の美しさ。
一方、洋服は体の形に合わせて曲線的に裁断した「立体構成」。
あらかじめ形を整え、まるで風船を膨らませるように立体を作るのが特徴です。
どちらも“人の形を美しく見せる工夫”が詰まっていますね。
🎎 和服の種類いろいろ
ここでは、よく知られている代表的なものを8つご紹介します。
※イメージ図付きですが多少の違いが生じている場合がございますのでご了承ください。
1️⃣ 着物(きもの)
- 最も基本的な和服。フォーマルから普段着まで幅広く存在します。
帯を締めて着用し、模様や素材で季節や格を表現。
振袖・留袖・訪問着・小紋・紬など、すべて“着物”の一種です。

2️⃣ 浴衣(ゆかた)
- 夏の定番和服。綿や麻などの薄い生地でできており、下着の上に直接着ます。
花火大会や夏祭り、温泉街でおなじみの装い。
洋服で言えば「パジャマ」と「夏のカジュアルウェア」の中間的な存在ですね。

3️⃣ 作務衣(さむえ)
- 僧侶が作務(掃除や庭仕事など)を行うときに着た衣装がルーツ。
上下に分かれた動きやすい形で、現代では部屋着・作業着・カフェ制服などにも人気です。
綿や麻素材が多く、「和のリラックスウェア」として世界的にも注目されています。

4️⃣ 甚平(じんべい)
- 夏の男性・子ども用の定番。女性もあり。短パン+上着のセットで、袖や裾にゆとりがあり涼しい。
寝巻きや部屋着、夏祭りでのカジュアル服としても親しまれています。

ここまでは主に「衣」としての和服でしたが、
ここからは“暮らしに溶け込む和服”たちです。
5️⃣ 袴(はかま)
- 下半身に履くスカート状の衣服。もとは武士の礼装です。
現在では卒業式や茶道・剣道などに使われます。
女性の袴姿は「大正浪漫」の象徴でもありますね。

6️⃣ 羽織(はおり)
- 着物の上に羽織る上着。洋服で言えばジャケットのような存在。
室内でも脱がずに着られるため、格式ある場でも便利です。
着物と帯の間に挟む“羽織紐”がアクセントになります。

7️⃣ 丹前(たんぜん)・半纏(はんてん)
- 丹前は冬用の厚手浴衣。綿入りで保温性が高く、昔の部屋着。
半纏は袖の短い防寒着で、今でも冬の「こたつ服」として人気です。
どちらも日常に馴染んだ“暮らしの和服”です。

8️⃣ 法被(はっぴ)
-
祭りや行事の際に羽織る短い上着。背中に屋号や紋が入るのが特徴。
現代ではイベントや作業服としても使われています。

一般的に知られてるだけでも結構ありますね(笑)
普段触れる機会がない分、写真を見ながら記事を書いているとなるほど…と新しい分野が開けて楽しいもんです😄
🍂 なぜ現代で和服が少なくなったのか?
① 洋服=近代化の象徴だったから
明治時代、日本は西洋文化を取り入れながら近代化を進めました。
政府高官や軍人の制服、学校の服装も洋装が基本に。
こうして「和服は家庭」「洋服は公の場」という区分が生まれたのです。
洋服は“進歩の証”としての象徴でもありました。
② 実用性とコストで洋服が勝ったから
和服は仕立てや手入れに手間がかかり、洗濯も大変。
一方、洋服は工業化で大量生産が可能になり、安く手軽に着られるようになりました。
結果、洋服が生活に根付いていったのです。
③ 技術と文化の継承が難しくなったから
和服は仕立て職人・染め職人・織り職人など、技術の結晶です。
しかし関わる人が減り、着付けを学ぶ機会も少なくなったことで、
「着るのが難しい」と感じる人が増えていきました。
時代の流れに合わず和服の出番が少なくなり、着る事さえハードルが高くなってしまっていることが伺えますね。
🌸 和服が今も残っている理由
それでも和服が消えないのは、
冠婚葬祭や成人式などの節目で親しまれていること、そして海外では“アートファッション”として評価されていること。
加えて、マンガやアニメなどポップカルチャーを通じて
「日本=和服文化」という印象が広まったことも大きいでしょう。
最近では、作務衣や浴衣、着物リメイク服など
“暮らしの中に和のエッセンスを戻そう”という動きも見られます。
🪶 私の思い
和服文化は一個人でも興味のある文化でして、仕事などに不向きでも
普段のプライベートなどに取り入れるのも面白いんじゃないかなと思っています。
作務衣に関してはサイズがあれば購入して家着として着るほど雰囲気が好きです。
着物も着てみたいなという想いはあるものの出不精な私…。
少々難しいことはやりたくないのが本音で、でも普段着には着てみたいと矛盾との葛藤を抱えている状態なんですよね。
できれば現代の洋服のように、ボタンで止めたり調節が可能な和服と洋服を混ぜたものがないかなと日々考えてしまいます。
洋服も好きです。
毎年トレンドがあって、自由な発想にあふれて素敵だなと思います。
でもせっかく我が国ならではの特徴もあるなら取り入れてみたいっ😖
愛国心とかではなく、単純にそれぞれの歴史や風土によってできた文化が私は好きなのかもしれませんね。
🌼 現代に息づく“和のかたち”
そんな思いを抱えながらSNSを眺めてみると、
まるで私の気持ちを体現するかのような人たちが多くいて驚きました。
たとえば、
和服を現代風にデザインした作品を描く 花月さん(@haruharu_sunny)。
彼女の画集『現代創作和服』は、まさに“日常で着たくなる和服”の世界。
そして、「和服×モダン」をテーマにしたブランド
こう吉ネット(@koukichi_auc)さんの『HITOIKI』。
暮らしに自然と馴染むデザインが魅力的です。
(ここでは画像は控えますが、ぜひリンクを覗いてみてください☺️)
リンクはこちら▼
花月さんの画集単行本はこちら▼
ブランドサイトはこちら▼
近年、昭和レトロが再熱しているように、いつか「近代和服」という形で
普段着や家着として、一つの日常の当たり前として再び広まっていったら――
それはとても素敵だなと思います☺️
ここまで読んでいただきありがとうございました。
他にも投稿している物がありますので、フラッと寄っていってくださいな🍃
それではまた、次の『ことのは便り』でお会いしましょう🫡
今日もいい一日でありますように!
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